またまた、フィリピン

久しぶりにブログを書く。だいたい海外に出ないと時間もなく、ブログを書く余裕も無い。最近は、ツィッターFacebookがあるので、短い文章や写真はウェブにアップするようになったが、隙間時間のある海外にいる時は、書いてみようと言う気持ちになる。また、海外にいる時は、日常と違いいろいろなハプニングが起こるから書き留めておきたいと思うようになる。前置きは、これくらいにして。

 今回のフィリピン行きは、フィリピン航空にした。LCCは、価格が安いが出発する時間帯が、深夜や早朝のため使いにくい。でもLCCの倍以上の価格には驚く。通常、5万円程度だと思っていたが、今回の航空運賃は8万円もかかった。10時に出発して13時にマニラに到着。空港からタクシーでブラカンまで意向としたが、2600ペソ(約5200円)かかると言われて、やめにした。公共の乗り物に乗れば200円もかからないのだから。空港からメータータクシーに乗り、エドサ駅に向かった。200ペソ(400円)そこから電車に乗ろうとして駅に向かった。すごい人だ。日本にいると電車に乗らないので、人ごみに遭遇しないが、この人ごみは半端ではない。よく見ると切符を買うためにみんな並んでいるのだ。1列に50人くらいが5列になっている。仕方が無いので、最後尾につき、順番を待つ。みんな黙々と待っている。20分くらいしてやっと、荷物検査のチェックまでたどり着く。スポーツバックとバックパックを抱えている人は私だけ。荷物を持って行列をするのは大変だ。やっと、検問だと思った時、ガードウーマンがどこに行くのかと聞いてくる。モニュメントにいくと答えたら、この駅からはモニュメントにいかないと言われた。そうだ、エドサ駅には線路が2本あるのだ。マカティ行きの線で順番待ちをしてしまった。
 これまで、年に2度くらいフィリピンに来るけれど、大体が空港に車が迎えにきたりしているので、電車の乗り方を忘れてしまった。そうだ、LRTは、別の駅なのだ。荷物を抱えて、LRTの駅に向かう。モニュメントまで、15ペソ。モニュメント駅をおりて、バス停にむかう。しかし、駅の近くだとは分かっていたが、どうも場所が分からない。また、駅の周りをウロウロしてしまった。でも途中で、電話のSIMを購入したのは良かった。
 バス停も見つかり、やっとバスに乗り込もうとするが、中はいっぱい。それでも乗れと言われ中に入ると、席が三つだけあいていた。バスは満杯で50人以上が乗っている。荷物を抱えてやっとの思いで、一番後ろの席に着く。バスガイドが一人一人行き先を聞き、切符を切ってくれる。いつも感心するのがこのバス外である。切符を切るけれど、お金は集めない。お金は、バスが動き出してから集めだす。バスガイドは、切符を切るときに一人一人の行き先をすべて記憶する。そして、間違えること無くお金を集め、おつりを客に渡す。なんてすばらしい記憶力なのだろう。
 バスに乗るまでは、大変だったが、バスは快適にノースハイウェイを北に向かう。道路がとても良くなり、マニラの渋滞が嘘のようだ。