カンボジア・シェムリアップの私立学校

今回のカンボジア行きも、最初から問題が起きた。予定の便がまたキャンセルになった。しかし、それほど重大ではなく、1時間半遅れで出発。税関で、ネットで取得したビザをコピーしなかったため、ちょっとしたトラブル。でもこれは優しく対応して,何とかパス。
迎えにきてくれたけれど、遅れると送ったメールに8時半着と連絡したら、受け取った方は、翌日の午前8時半着を午前と間違え、ホテルをキャンセル。でも、その後で午後8時半着と何とか、気づいてくれた。それからは問題なく、ホテルへ。みんなで食事に出かける。
 次の日の午前中は、私立の学校訪問だ。町から20分くらい校外へ車で向かう。どんな学校があるのかと思っていたら、なんとびっくりアメリカの小学校のような作りだ。各学年の教室が独立した家になっており、それらを渡り廊下がつなげている。図書室には25000冊の本が置かれている。コンピュータ教室もある。小学校1年生からパソコンを学ぶ。授業は幼稚園から英語を使う。クメール語も勉強をするが、基本は英語で授業を受ける。アメリカ人やオーストラリア人など英語のネイティブが授業を受け持ち、カンボジア人がTAとしてサポートに入る。生徒ひとりあたりに、5000ドルの費用がかかる。生徒の数は、360人ほど、現在のところ、11年生までいる。あと1年たつと卒業生が出る。100人程度の卒業生をアメリカの大学に奨学金付きで,派遣し、勉強してもらい、終了後はカンボジアに戻ってもらい、国の発展のために尽くしてもらうのが目的だそうだ。
 幼稚園から高校(())まですべて英語で授業。子どもたちは真剣に勉強していた。でも、ちょっとかわいそうな感じもした。
 この学校は、ハヤットホテルの経営者がすべて出資しているのだそうだ。