ディスポーザ

台所の流しには、ディスポーザがついている。これは、流しのミキサーのようなもので、野菜くずなどをミキサーで砕いて、下水に流してしまう仕組みになっている。いかにもアメリカ的なやり方である。流しの穴も大きいので、スプーンなんかも入ってしまう。スプーンがミキサーの中に入ったら大変だ。
 今朝、食事のあと、ディスポーザのスイッチを入れたら、ガラガラという金属音がしたので、すぐに止めた。ディスポーザに手を入れて、中のものを出そうとしたが、うまくいかない。また、修理の人を呼ぶのもめんどくさいし、お金もかかる。また、10分くらいディスポーザと格闘をした。でもうまくいかない。仕方がないので、大学に出かけることにした。
 夕方かえってきて、もう一度挑戦した。今度は、ゆっくり手を入れて、ディスポーザの中を調べ、どこに異物があるか手探りをした。するとスプーンではなく、ねじが見つかった。そうか、このねじが問題だったのだ。ねじを取り出すと、解決した。なんてことはない。そういう問題が、毎日何か起きる。それをひとつひとつ解決するおもしろさを感じている。じっくりと、一歩下がって見ると,意外に簡単に問題が解決できる。