長い旅

6月2日にホノルルを出発し、トランジットの関係でフィリピンで2泊、4日かけてヤンゴンに5日の夜到着した。次の日は、朝4時半にヤンゴンを出発し、モンユワに向かった。5年前にも同じようなルートをバスで通ったことがある。この時は、マンダレーまで途中の教育大学を訪問しながら2週間くらいかけて出かけた。途中の道路は、一応舗装されてはいたが、穴だらけだった。今回も、そういう道を通ると思っい、うんざりしていた。ところが、ネピドーまでの道は、きれいに舗装され快適に進んだ。マニラの渋滞に比べると、ミャンマーの道路はほとんど車が通らない。ヤンゴンからマンダレーへの道は、この国の幹線道路だ。5年前と比べて、道路は格段に良くなった。
 それでも途中で、パンクを一回した。幹線道路から横道に入ると昔ながらの街道になるが、それでも穴ぼこはそれほど空いていない。この道は生活道路なので、車はないけれど、牛や馬を使った乗り物、自転車、オートバイ、荷物を頭に載せて歩く人たちに気を遣いながら進まなければならない。50年前にタイムスリップした感じだ。モンユワにくるのに、12時間かかった。