またまた、ラウンジ

マニラ国際空港のラウンジにいる。いつもマニラから出発するときは、交通渋滞に悩まされ、はらはらしながら到着する。今日は、早めに宿舎を出発したら、2時半の出発に、11時前に到着してしまった。3時間半以上の待ち時間だ。
フィリピンにいる間は、ネットにアクセスできなかったため、ゆっくりとメールをんだり、ウェブをみている。
今回のフィリピン訪問は、いろいろな目的がある。外国語学部の学生のモニタリング,フィリピンプロジェクトの活動のモニタリング、GPの評価のために来ていただいているM先生との話し合いなど、盛りだくさんだった。
昨日は、アエタ族の村を訪問し、子どもたちに食べ物や服を支給する活動を見学した。アエタ族は、元々、狩猟生活が中心の民族で、フィリピンの原住民の一つである。以前は、山の中で木の実や動物を捕まえて生活をしていたが、ピナツボ火山の爆発で山を下りなければならなくなった。もちろん、農業もしたことはないし、貨幣経済も知らない。結局、物乞いとして街で暮らす羽目になってしまった。
 その後、定住政策のもと農業をしたりする人が出てきたのだろう。日本人30人とフィリピン人10人で村の学校を訪問し、子どもたちと交流をした。