おつり

電気の支払いの申請をしに、ハワイ電気会社まで出かけた。ソーシャルセキュリティ番号を持っていないので、パスポートを見せなければならないからだ。アメリカにはアメリカのやり方があるから従うしかないが、いろいろめんどくさい。お酒を買うときに、IDを見せるのもそう気にならなくなった。生年月日の書いてあるIDが必要だ。前にIDの提示を求められたときに、運転免許証を見せたことがあるが、あれは昭和になっているので向こうは分け分からなかったと思う。
 お金を払うときに、細かい金額をそろえるのがめんどくさいのでつい、大きな札で払ってしまう。そうすると、次第に小銭が貯まってくる。とくに、1セントが貯まってきた。1セントで払うのもめんどくさい。
 逆に1ドル札やクォータを持っていないと、バスに乗れない。バスの運転手はおつりをくれないので、きっちりとした金額を払う必要がある。
 また、25セント(クォータ)が沢山ないと洗濯が出来ない。洗濯して、乾燥させるまでにクォータが8枚必要だ。おかげでまだ洗濯をしていない。コインを入れて洗濯をする仕組みになっているからだ。どこで小銭をつくったらいいのだろうか。銀行に行って沢山つくる必要があるかもしれない。
 大学のIDカードにもお金をいれて、カフェテリアの食事はIDカードで支払うことが出来る。また、クレジットカードでショッピングが出来るので、お金を使わないでもほとんどの買い物が出来る。
 教育学部の図書館にコーヒーやお菓子がおいてあるコーナーがある。無人の売り場である。そこで、クォータがたくさんあったので、交換した。日頃から気をつけて小銭を集めないと,洗濯も出来ないし、バスにも乗れない。カードと現金の使い分けが大変だ。