ラボラトリスクール

 


今日は、大学のすぐ横にある実験校に行ってきた。実験校(laboratory school)とは,教育の新しい試みを研究として行っている学校である。研究室のある建物のすぐ横にあるので行きやすい。今日は、コンピュータのクラスを参観した。
 まず、コンピュータ教室というものはない。大きなキャスターを教室に持ってきて、それを開けるとMacBookが入っている。生徒は各自それを取り出し、作業を始める。8年生のクラスだ。eポートフォリオの制作をする授業である。これと平行して、パワーポイントを使ったプレゼンの活動もしている。生徒は、PPTか、iwebを立ち上げて、作業をしている。もう使い方は十分に理解している感じだ。
 これまで私立学校を見学したが、生徒数はやはり多い感じがした。28名である。生徒は、だいたい個人作業をして、わからない時は手を挙げて先生の指導を受ける。大学の実習のような感じである。
 生徒は、6年生くらいから論文の書き方を学び、参考文献の作り方を始め、論文の体裁などを学ぶ。それと平行して、プレゼンの仕方を学ぶという。
情報倫理についても、17回のカリキュラムをつくり、実験をしているという話だった。アメリカでもいろいろな問題が起きているようで、じっくり情報倫理を学ぶ必要があると感じているようだ。
 この学校は近くにあるので、これからも時々見学にこよう。